泳いだり、走ったりして息が切れたとき、また、花粉症や風邪などで鼻が詰まって呼吸が苦しいときには、ふだんは意識しない呼吸が急に気になることがありますね。
呼吸は体内に酸素を取り込むために大切な機能で、健康な人は1分間に10〜15回ほど自然に呼吸しています。呼吸が停止すると数分間で組織の壊死が始まり、そのままにすると死亡します。そのため、呼吸が停止した際には、心肺蘇生法を早く行う必要があるのです。
先ほど述べたような一過性の呼吸の苦しさは誰にでもあることですが、息切れや呼吸の苦しさが続くときには、何らかの病気である可能性があります。
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息切れや呼吸困難が起こる病気の代表は、ぜんそく、肺がん、肺に穴があく気胸、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺気腫、慢性気管支炎等)、風邪、急性気管支炎、肺炎といった呼吸器の病気です。呼吸器が冒されて酸素を十分取り込めなくなると、息切ればかりではなく、やがて心臓などに悪影響が出て、不整脈や動悸、むくみなどが起こるようになります。
また、心不全などの心臓の病気、胸膜炎等による胸水の貯留、貧血、甲状腺機能亢進症、肥満のほか、パニック障害などの心因性の病気やストレスなどでも呼吸が苦しくなります。睡眠時無呼吸症候群も慢性的な息切れが起こる病気の一種と考えられます。
息切れが長く続くようならば、まず内科を受診しましょう。とくに平らな道を歩いていて、健康な人たちと同じペースで歩けないようならば、受診の必要があります。
ぜんそくやCOPDなど、慢性の呼吸器の病気を持っている人は、禁煙が原則です。周囲からタバコの煙を吸う間接(受動)喫煙も避けるべきです。
なお、食べ物などが気管支に詰まったときにも呼吸ができなくなります。周囲の人が食事中に突然呼吸が苦しそうに見えたら、窒息を疑い
「のどが詰まったのか」と聞いてみます。本人がうなずいたら、119番に連絡するとともに、応急処置を行います。詰まったものが口の中に見えても、届かなければ、押し込む危険があるので、無理をして取らないほうが無難です。苦しがっている人を背後から抱きかかえ、みぞおちの下のあたりに、握り拳にした手をもう一方の手で握って当て、斜めに突き上げるように圧迫します。この方法でうまくいかないとき、また、妊娠中の女性には、背中をたたく方法を。まず自分がひざまずき、相手を自分の側に向けて横にし、相手の胸を自分の太ももに当てて、手のつけ根で背中を何度も強くたたきます。乳児の場合は、ひざの上にうつ伏せにして、頭を下げ、やはり背中をたたきます。
オレンジは輸入品の流通で1年中食べられますが、特に水分とビタミンCを補給したい夏にはおすすめです。
一般にオレンジといえば、バレンシアオレンジやネーブルオレンジを思い浮かべることが多いでしょう。最近は地中海沿岸で栽培されている赤い果肉のブラッドオレンジも知られるようになってきました。
バレンシアオレンジのバレンシアとはスペインの南東部。バレンシアオレンジはスペインのほか、アメリカのカリフォルニア、フロリダ、ブラジルなどが大産地です。少量ですが、日本でも栽培されています。
ネーブルオレンジの「ネーブル」は「おへそ」の意味。その名の通り、おへそがあるのが特徴です。19世紀前半にブラジルで発見され、19世紀後半にアメリカに導入されて、日本には1889年に伝わったとされます。ポルトガルからブラジルに移住した人たちが持ち込んだオレンジの変種ではないかといわれています。日本での旬は冬から春で、輸入品もあります。
オレンジは中国が原産地で、シルクロードから地中海沿岸に伝わったという説と、ポルトガル、ブラジルが原産地という説があるようです。
ヨーロッパでは風邪の防止に効くとして、スペイン風邪が流行したときに、人と会話するときにオレンジの実を間に置いて話していたといわれています。また、風邪除けとして、オレンジの中身をくりぬき、クローブなどのスパイスを入れて持ち歩いたそうです。実がたくさんなることから「繁栄」のシンボルとなり、花嫁が結婚式でオレンジの花を身につけることがあるとか。
ビタミンCとカリウムが多く、オレンジ1個で1日に必要なビタミンCの半分以上が摂れます。苦味の成分はヘスピリジンやリモニンです。
マーマレードはオレンジの果皮にあるペクチン(多糖類)によって固まります。
買うときには、果皮につやがあり、色が均一で濃くフカフカしていないもの、大きくて持ったときにずっしりと重く、ヘタが青いものを選びます。
そのまま食べるだけでなく、アイスクリームやヨーグルトに添えたり、ジュースやゼリー、ババロアにしたりするのもいいですね。サラダやマリネ、肉料理のソース、ドレッシングなどにも。冷暗所で保存します。











