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vol.130 健康編 病気・症状 怖い頭痛
放っておくと生命に危険があります
命に関わる頭痛と脳の病気

前回まで3回にわたり、慢性の頭痛について紹介してきましたが、今回は放っておくと生命に危険のある頭痛を取り上げます。

慢性の頭痛があると、まず一般的な慢性頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛)を疑いますが、そうでない場合もあります。とくに痛みが徐々にひどくなるときは気をつけなければいけません。

脳腫瘍では痛みや頭重感がだんだんと増すことがあります。また、転倒などで頭を打って、1〜2カ月経ってから、慢性の頭痛が出て来たら、慢性硬膜下血腫が疑われます。これは脳を守っている一番外側の膜である硬膜の下に血腫ができ、脳を圧迫している状態で、特に高齢の男性に起こりやすいことが知られています。頭痛のほか、認知症のような症状を伴い、半身麻痺により歩行障害が起こることもあります。

また、下記のように急な激しい頭痛は、生命に関わることもあります。とくに危険なのは、くも膜下出血。硬膜の内側にあるくも膜下に出血するもので、突然、頭に激痛が起こり、吐き気や嘔吐をもよおすことがあります。くも膜下出血が起こる1週間以内に、前もって今まで経験のないような頭痛が起こる人も。頭痛はひどくない場合もあるため、いつもと違う頭痛が起こった場合は医療機関を受診した方がよいでしょう。原因は先天的な脳血管の異常や脳動脈瘤の破裂で、脳ドックなどの脳の詳しい検査で出血しそうな部位が見つかる場合があります。

頭痛で気づく脳の病気と症状

脳卒中は高血圧や脂質異常症などによって脳の血管から出血したり、血管が詰まったりするもので、頭痛だけでなく、嘔吐、半身がまひする、手足がしびれる、ろれつが回らない、視野が狭くなるといった症状が出ます。脳出血は比較的急速に症状が出現するのが特長です。

脳腫瘍は先に挙げたように頭痛がだんだんひどくなるケースと、突然の頭痛、嘔吐、さらには脳出血と似た症状が出ることもあります。

脳炎や髄膜炎は細菌やウイルス、真菌による感染が原因です。とくに細菌性の髄膜炎は死亡するケースもあり、注意が必要です。子どものインフルエンザ脳症・脳炎も怖いものとして知られていますね。首から後頭部にかけての痛みと硬直に加え、嘔吐、高熱、けいれん、錯乱、意識障害などの症状が出ます。高齢者は免疫の感度が落ちているため、髄膜炎になっても頭痛はそれほど出ず、認知症のように見える症状が出現するケースがあります。

ほかに、急性の緑内障でも我慢できないような、ひどい頭痛が起こります。その際には眼の痛み・充血・目のかすみなどの症状を伴う場合も多いようです。放っておくと失明の危険性があるので、すぐに病院へ。このようにこれまで経験したことのないような強い頭痛を感じたら、すぐに救急車を呼ぶか、早く診察を受けることが大切です。

食材編 果実・種実 桃 食物繊維やカリウム、水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています

用途も食べ方もバラエティー豊富

桃が旬を迎えています。バラ科サクラ属の植物で、原産は黄河上流の高原地帯といわれ、中国から日本へ、また、シルクロードを経てヨーロッパへ広まりました。『古事記』『日本書紀』にも記述があり、魔除けとして悪霊に向かって投げつける習慣があったようです。

明治時代に中国から生で食べる白桃、白鳳といった品種が入る前は、花の観賞用の小さい品種が主流だったとされています。黄桃も明治時代にヨーロッパから伝わったようです。

食物繊維やカリウムが多く、とくに水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。

皮が薄く、傷がなくて、全体が色づいているもの、まんべんなくうぶ毛が生えているものを選びましょう。冷やしすぎると香りや甘みを感じにくくなります。食べる1〜3時間前に冷やすのがベストです。

皮がむきづらいときには、ぬるま湯に2〜3分浸し、へたのついている側からむくとうまくむけます。果肉に含まれるポリフェノールで変色するので、食べる直前にむきましょう。

桃は生のままでサラダや冷たいパスタに入れても美味。たくさんあるときには、皮をむき、種を抜いてから、シロップ煮にしてもいいですね。

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