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vol.128 健康編 病気・症状 片頭痛
ズキズキした痛みを繰り返します
女性に多い片頭痛

前回の緊張型頭痛に続き、慢性の頭痛の中でも、とくに女性に多い片頭痛を取り上げます。

片頭痛の痛みはとても強いのが特徴で、ズキズキ、ドクドク、ガンガンと脈打つようなかんじです。長い場合には3日ほど続くこともあり、日常生活に影響がある頭痛です。週に1〜2回の頻度で起こる片頭痛で寝込む人もいます。

週末や大きな仕事を終えた後など、気持ちがホッとしたときに起こる「週末頭痛」も片頭痛タイプのひとつです。家族と過ごそう、家事をしようと思っているにもかかわらず、ひどい頭痛に見舞われて困ってしまうのです。

また、30〜40代の女性では月経や出産に関連して、片頭痛が起こる場合が多いことが知られています。

引き起こる様々な症状

名前は片頭痛ですが、頭の両側が痛むのが一般的で、首や肩のこりや痛みもあり、吐き気や嘔吐を伴うことも。音や振動、まぶしい光、寒さなどで痛みが増す傾向があります。

1〜2日前のあくび、眠気、イライラ、空腹感、顔や手足のむくみなどの予兆が出るケースもあり、痛みが始まる直前に目がチカチカする、ギザギザした模様が見えて拡大する、視野の中心がぼやけるといった前兆があらわれる人もいます。 注意しておきたい片頭痛の原因

原因は、何らかの理由で脳の血管が急に拡張し、血管の周りに炎症が起こること。睡眠不足や逆に寝過ぎたとき、ストレスや疲れ、低血糖などが引き金になりやすく、チョコレートやワイン、香水のにおい、アレルギーなどで片頭痛が起きる人もいます。

片頭痛と上手に付き合うために

軽い頭痛で市販の消炎鎮痛薬などを使って治るのであれば、それでもかまわないのですが、ひどい場合には、頭痛の専門医の診察を受けるほうがいいでしょう。前回ご紹介した緊張型頭痛と合併して治療が難しくなるケースもよくあります。

血管の拡張を抑える成分エルゴタミンが入った血管拡張予防薬を医師に処方してもらい、痛みを感じたらすぐに使い、さらに痛みが強くなった場合には、消炎鎮痛薬や鎮痛薬を使う治療法が現在の主流。いったん痛みがひどくなった後には、脳の血管の拡張を抑えるトリプタン製剤もあります。薬の使い方次第で片頭痛はずいぶん楽になります。

食材編 ハーブ・調味料・香辛料類 唐辛子甘味種も辛味種もビタミンCやカロテン類が含まれています

辛味種と甘味種

唐辛子はナス科の植物で、赤い辛味種と緑色の甘味種があり、甘味種は辛味種から変わったものといわれます。刺激十分の辛味種も、旬を迎える甘味種も、夏は食べ時といえますね。

辛味種には、鷹の爪、八房(やつぶさ)、沖縄の島唐辛子のほか、レッドチリ、カイエン、タバスコ、パプリカなどがあります。メキシコ、中国の四川地方、朝鮮半島、インドなどでは料理に欠かせない香辛料です。鷹の爪の名前の由来はその形から。レッドチリは小さくて薄いものほど辛く、肉厚のものほど甘いといわれます。ハラペーニョのような緑色の品種もあります。

甘味種の代表は、しし唐、伏見甘、万願寺唐辛子など。しし唐は表面に凹凸があり、獅子のお面に姿が似ているとして名づけられたといわれます。京野菜の万願寺唐辛子は大きく長く、ピーマンと同じように中に詰め物をして揚げたり焼いたりすることも。また、伏見辛と呼ばれる葉を食べる葉唐辛子もあり、つくだ煮などにして食べます。ほかに、食用でなく、果実を観賞するための品種もあります。

唐辛子とこしょう

原産地は中南米のメキシコあたりで、紀元前の昔から栽培されていたといわれ、コロンブスがスペインに持って帰った後にヨーロッパに広がり、そこからアフリカやアジアに伝わりました。現在では世界中で香辛料として愛されています。

日本では豊臣秀吉の朝鮮出兵をきっかけとしてもたらされたという説と、南蛮貿易で伝わったという説があるようです。

「唐辛子」の名前は、「外国から伝わった辛子」の意味です。英語で唐辛子は“pepper”で、こしょうと同じ。これは最初に同じ種類の香辛料と思われたためと考えられています。日本でも、ゆずのペーストと唐辛子が入ったものを「ゆずこしょう」と呼びますね。選ぶときには、表面に張りとつやがあり、ヘタがしなやかで元気なものがおすすめです。赤唐辛子の乾燥品は色が鮮やかなものを。

おいしく食べるコツ

甘味種も辛味種もビタミンCやカロテン類が含まれています。辛味種の辛味の成分カプサイシンは神経を刺激して、脂肪を燃焼するといわれ、唾液や胃液の分泌を促す、血行をよくするといった効果も知られています。

辛味種を入れる分量は、刻み方で調節します。細かくするほど辛くなります。辛くなりすぎたら、お酢やレモンを加えてみるといいでしょ う。

しし唐など甘味種を加熱するときには、必ず切ったり、切れ目を入れたり、穴を開けたりすること。そのままでは膨張して破裂することがあり、危険な場合も。独特のさわやかな香りと鮮やかな色を生かすには、加熱は短時間にとどめておくのがコツです。

生の唐辛子は、ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べきります。鷹の爪など乾燥品は密閉して冷蔵庫へ。枝が付いていれば風通しのよいところに吊るすのもいいでしょう。

自分好みのブレンドを楽しむ

七味唐辛子には赤唐辛子は必ず入っていますが、中身の山椒、ごま、のりなどの組み合わせや分量は製造元によって異なります。好みの味を見つけたり、専門店でブレンドしてもらったりするのも楽しいですね。

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