マグネシウムは大人では体内に20〜25gあるとされ、ミネラルの中では比較的多く含まれています。
そのうち約6割が骨や歯にあり、残りは肝臓や筋肉などにあります。マグネシウムの血中濃度は常に一定に保たれており、足りなくなると、骨から出るようになっています。
マグネシウムの役割は、多数の酵素の働きを介して、タンパクを合成したり、エネルギーの代謝に使われたり、筋肉を収縮させたり、血圧を調整したりすること。早産を防いだり、月経前症候群を緩和したりと女性にも大切なミネラルです。
マグネシウムとカルシウムは細胞内や血液中で常にバランスを取って働いており、カルシウムと拮抗するので、腎臓結石や胆石を防ぐ作用もあります。
不足すると、しびれやめまい、筋肉のけいれん、注意力の低下、記憶障害などが起こります。偏頭痛の原因にもなります。また、血管や筋肉の収縮を司るため、不整脈や狭心症などの引き金にもなります。
マグネシウムは野菜、魚、肉、バナナ、ごま、くるみなどのナッツ、豆類、海藻、小えびなどに豊富です。豆腐のにがりも塩化マグネシウムです。
通常は足りなくなることはあまり考えられませんが、慢性の下痢、利尿薬、大量のアルコール、ピルや女性ホルモンの服用、激しい運動ではマグネシウムが減るので、気をつけて。逆に摂り過ぎても下痢などの消化器症状が起こりやすくなります。通常の食生活では摂取が過剰になることはありませんが、サプリメント等で補給される場合は摂り過ぎに注意する必要があります。
1日の推奨量は、18〜29歳の男性が340mg、女性が270mg、30〜49歳は男性が370mg、女性が280mg、50〜69歳は男性が350mg、女性が290mgです。妊娠中の女性は40mgを付加する必要があります。マグネシウムとカルシウムは1:2の割合で摂るとよいと考えられています。
舌平目の旬は晩夏から始まり、12月ごろに終わります。今年はもう食べましたか?
日本で単に舌平目と呼ぶ場合には、赤いアカシタビラメのことをさし、アカ、アカシタ、アカウシノシタ、アカクチゾコ、レンチョウなどの別名があります。カレイ目ウシノシタ亜目ウシノシタ科で、名前の通り、頭部が長楕円形でだんだん細くなる、牛の舌のような形をしています。関東や新潟よりも南側の浅い海の底に棲み、夜になると海底から出てきて泳ぎ、貝を食べます。
目がある側が赤いアカシタビラメに対し、黒いものはクロウシノシタと呼ばれます。クロウシノシタのほうが頭部が丸いのが特徴で、アオシタビラメ、ウシノシタ、クツゾコなどの別称も。こちらは北海道から中国地方の沿岸部で獲れます。なお、欧米の舌平目は日本のものとは種類も大きさも違います。
舌平目はムニエルやソテー、フライ、ワイン煮などの西洋料理に使われることがほとんどで、和食では煮物以外にはあまり使われません。新鮮なものであれば、刺し身にもできますが、おろすのには技が要ります。
身が厚く、張りがあって、皮やひれに光沢があるもの、透明なぬめりがあるものを選びましょう。下処理されたものは、牛乳に20分ほど 浸すと、くさみが抜けます。
背中とおなかのうろこ、周囲のひれを取り除いた後、おなかを上にして、えらから包丁を入れ、頭を落とします。わたを取って水洗いした後、皮を手でむきます。おなか側の皮はうまみがあるので、焼くときには残してもOKです。
栄養はカレイや平目と似ていて、血圧を下げる働きをするタウリンが多めです。











