カリウムは体内に体重の0.2%程度含まれています。多くは細胞内部にあり、浸透圧の維持と水分保持の役割を果たしています。
細胞外部にあるカルシウムとバランスを取り、細胞内のナトリウムを汲み出すことによって、血圧を調整します。
また、カルシウムとともに神経と筋肉の機能も調節しています。細胞内の酵素反応やエネルギー代謝、心臓の収縮にも関わります。
腎臓から排せつされますが、腎臓でもナトリウムの再吸収を抑えるという重要な仕事をしています。
人体に欠かせないミネラルですが、野菜や果物、豆類、いも類、海藻類を多めに摂るように心がけていれば、不足することはあまりありません。
ただ、利尿薬や降圧剤を飲んでいる人は排せつされやすく、また、ひどい下痢や嘔吐を経験したときにも不足しがちです。また、ストレスでも不足しやすくなるといわれます。
カリウムが足りなくなると疲労感や脱力感、心拍の乱れ、しびれ、足や舌の刺激痛、イライラなどが起こります。
煮ると損失するので、煮汁ごと食べるみそ汁やスープがおすすめです。
逆に摂りすぎると、心臓や排せつを担当する腎臓に影響が出ます。糖尿病や腎臓病の人は、カリウムの摂り方を医師や栄養士に相談すると安心です。
ローズマリーは海辺に自生し、青い花を咲かせるため、ラテン語の「海のしずく」が名前の由来とされ、一方、「聖母マリアのバラ」の意味も持つといわれます。別名はマンネンロウ。シソ科の植物で、地中海沿岸が原産です。
日なたの水はけのよい土地を好み、春と秋に紫色の花を咲かせます。大きくなると2m近くになることも。同じローズマリーでもさまざまな種類があります。
枝を植えることで増やせますが、種から育てるならば、今のうちに。日本では関東から南側では冬でも緑を保てるようです。北の地方では鉢植えにして室内で育てます。
テルペン類やカンファー(樟脳)、フラボノイド類を含む、すっきりとした芳香が魅力。シャンプーや化粧品などでもおなじみですね。フケを抑える効果もあるとされます。
「若返りのハーブ」といわれるのは、血液循環をよくするからと考えられます。
頭痛薬として、抽出液を外用薬にしたり、精油を頭へつけたりすることもあるようです。
おなかのはりを抑え、消化器、肝臓、胆嚢を刺激し、消化不良にもいいとされます。
抗菌、抗真菌作用があり、冷蔵庫のない時代に食中毒を予防するハーブとして使われてきました。
ラムなどの肉類や魚類のグリルに少量加えると、くさみが消え、味が引き立ちます。フライドポテトの揚げ油や塩に加えるのもおすすめです。
ハーブティーにすると香りは強いのですが、味は淡泊。口の中に清涼感が広がります。紅茶に混ぜてもいいでしょう。ただし、妊娠中は服用は避けるほうがいいようです。











