CT(コンピューター断層撮影)はComputed tomographyの略で、目的の部位を通ったX線の量を測定し、断層(輪切り)にして画像化します。
MRI(核磁気共鳴画像)やPET(ポジトロン断層撮影)などコンピューターを用いて体の断層を撮影する検査を広い意味でCTと呼ぶこともあり、その場合、狭義のCTはX線CTと呼んで区別します。
CTの開発者であるイギリスのエンジニアとアメリカの物理学者は1979年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。
検査台のベッドに横になった状態でガントリーと呼ばれる円筒状の器械の中に入ります。検査台はゆっくり動き、ガントリーからX線が出て、目的の部分を撮影します。検査時間は5〜10分程度です。
内臓や骨などあらゆる部位を奥深くまで見ることができる特徴があり、頭蓋内や胸部、腹部の検査によく使われます。モノクロ画像ながら、病巣の広がり、その性質までわかります。
従来はX線を照射する部分が1回転すると1cmずれる撮影方法でしたが、最近普及しつつあるスパイラルCT(ヘリカルCT、らせんCT)では、らせん状に切れ目なく高速に断層撮影を行い、立体画像を見ることができます。肺の検査では1回息を止めることで約30cm分を撮影することができ、肺がんの診断や治療に役立っています。
また、とくにがんの診断では、X線をよく吸収するヨードの造影剤を注射して検査する造影CTも行われます。ヨード造影剤はアレルギーを起こすこともあるため、事前にアレルギーテストが行われます。採取した組織のみをCTで見ることもあります。
さらに、最近では、CT検査は心臓病などの循環器疾患の診断にも使われるようになってきました。高速に断層撮影を行うことにより、従来では撮影できなかった冠動脈の石灰化をみることができるようになり、早期の動脈硬化の発見に役立っています。
検査のときにはX線を通さない金属ははずさなければいけません。こりを取るために貼っている磁気治療器のような小さい金属も忘れずに。撮影中は画像がぶれないように動かないことです。
X線を被ばくするため、妊娠している、あるいはその可能性のある女性は医師と相談する必要があります。
空芯菜はヒルガオ科サツマイモ属の野菜で、エンサイ、ヨウサイ、アサガオナ、空心菜、通菜などとも呼ばれます。茎の中が空洞になっているのが、空芯菜の名前の由来です。
食べるのは、つるの先に伸びた葉と茎。夏の終わりから秋にかけて、ヒルガオやアサガオのような、直径4cmくらいの紫あるいは白の花が咲きます。
原産地は中国や熱帯アジアとされ、ベトナム、タイ、マレーシアなど東南アジアや中国でよく食べられています。日本へは沖縄を経て、九州に伝わりました。
高温多湿を好み、チンゲンサイなどと同様、暑さに強いため、夏場の野菜として重宝されており、日本でも人気が出ています。
栄養価が高いのもうれしいところ。β−カロテンが豊富で、カルシウム、カリウム、鉄も含まれています。夏場の栄養補給にぴったりの野菜なのです。
緑が濃く、つやがあり、みずみずしいものを選びましょう。ビニール袋や新聞紙で乾燥を防ぎ、冷蔵庫で保存します。
シンプルににんにく炒めにしたり、肉類やえびなどと炒め合わせたりするほか、スープやおひたし、鍋物にも向きます。アクが気になる人は軽くゆでてから使うといいでしょう。すぐに熱が通り、時間が経つと黒くなるので、加熱したらすぐに食べましょう。











