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vol.090 健康編 生活 食後すぐ、もしくは体調が悪いときはツボ刺激を避けます。ツボについて(2)
意味と位置は名前でわかる!

今回も引き続き、ツボについてお話しします。

ツボの名前は難しい漢字が入っていて、読みにくいですね。しかし、コツをつかむと意味と位置がわかりやすくなります。

「合谷(ごうこく)」「風池(ふうち)」のように「谷」「池」がつくツボは、くぼんだ部分にあり、逆に「陰陵泉」のように「陵」がつくツボは盛り上がった部分やそのそばにあります。

「陰」と「陽」がつく場合は、左右か前後に対称となるツボがあります。「陰」はおなか側、内側で、「陽」は背中側や横にあります。先ほどの「陰陵泉」はひざの近くの内側のツボ、「陽陵泉」はひざ下の外側のツボです。

「胃ゆ」「肺ゆ」のように臓器の名前がついているツボはその臓器と関係しています。

上手な刺激で快適を

ツボの位置と刺激の方法は最初は専門家に教えてもらうほうが無難です。とくにお灸はやけどをする危険もありますから、鍼灸師の資格を持つ人に習いましょう。

ツボ押しは親指で押すのが基本で、体重をかけ、3〜5kgの力がかかるのが理想です。押しすぎると筋肉を傷めることがあるので気をつけて。背中やおなかのように広い範囲を一度に刺激したい場合は手のひら全体で押したり、円を描くようにマッサージしたりします。なお、目の周囲のツボは人差し指の上に中指をのせて軽く押します。

市販のツボ押し棒や青竹、ゴルフボール、くるみ、輪ゴムで束ねた楊枝などで刺激してもいいでしょう。

ひとつのツボを押す時間は3〜5秒。5〜10回リズミカルに繰り返します。1日に行うめやすは1〜3回です。左右対称にあるツボは左右とも刺激するのが基本で、痛みがあるほうを多めに刺激するのはかまいません。

お灸を自分でするのはちょっと難しいのですが、ドライヤーの熱風をツボの周囲にあてる方法もあります。熱いと思ったら遠ざけ、また温めて、繰り返します。やけどに注意してください。

食後すぐ、もしくは体調が悪いとき(発熱、感染症、出血、極度の衰弱、二日酔い、ひどく興奮しているとき)はツボ刺激を避けます。また、1週間ほど刺激を続けても、状態が変わらない、あるいは悪化する場合には、何か他の病気が潜んでいるかもしれませんので、医師の診察を受けましょう。

食材編 加工食品・漬物 かまぼこ タンパク質が多く、低脂肪なのが特徴!
生活に密着。普段の食卓から祝い事まで

かまぼこは遠く平安時代から食べられていたといわれています。

名前の由来は、ちくわと同じような形で、蒲(がま)の穂に似ていたから。その後、蒲の穂と同じような形の鉾(ほこ)の字がついて、蒲鉾になったようです。

かまぼこに板がついたのは、安土桃山時代。板を使うことには、形を整え、持ち運びやすく、板が水分調整をするため、乾燥や腐敗を防ぐというメリットがあります。

かまぼこの材料は地方によって異なります。よく使われるのは、えそ、ぐち、飛び魚、すけそうだら、はも、あじ、ひらめ、太刀魚などです。
かまぼこの味と弾力を両立させるには、ひとつの魚だけでは難しいので、ほとんどの場合は数種類の魚肉がブレンドされます。漁業や保存方法の発達によって、100種類以上の魚が使われているともいわれます。

最近はいわしやさばの肉を使った、色の濃いかまぼこも作られています。このような赤身の魚の肉を使ったかまぼこは軟らかめです。

作り方は、まず新鮮な魚の頭や内臓、骨を除き、取った肉を水にさらします。このとき、魚の血や脂肪が除かれ、白い色と風味が生まれるのです。そして脱水した後、ミンチにし、砂糖などの調味料を加えて練ります。ここで急速に冷凍にします。その後、必要な量にさらに調味料を加え、形を整えて、加熱します。このような工程のうち、水にさらし、練り、加熱するときに独特の弾力が出るのです。

加熱のしかたは、蒸す、焼く、揚げる、ゆでると製品によっていろいろ。板かまぼこは蒸してあり、蒸した後焼いたものが焼き板かまぼこです。笹かまぼこは焼いたもの。焼きちくわは同じ材料の形を変えて焼いています。はんぺんやなると、つみれなどはゆでてあります。

仙台の笹かまぼこ、静岡の黒はんぺん、鹿児島のさつま揚げと、かまぼこの仲間は地域ごとにおみやげの代表選手になっています。

かに肉のような色をつけ、繊維状に加工したかにかまぼこが登場したのは1980年代。日本で売れ始めた後にアメリカでの消費が増え、今ではすっかりおなじみになりました。

タンパク質が多く、低脂肪なのがかまぼこの特徴です。そのままでも食べられるので、食卓にもう一品ほしいときには重宝します。子ども からお年寄りまで食べやすい食感なのも魅力ですね。

年々消費量が減っているかまぼこですが、やはりお正月や七五三などにはお祝いには欠かせません。板わさとしてそのまま食べるほか、吸物、サラダ、炒め物など淡白な味はいろんな料理に使えます。

包丁に熱湯をかけてから切ると、雑菌がつきにくくなります。保存は冷蔵庫で。さつま揚げや焼きちくわのように薄いものは冷凍しても大丈夫ですが、かまぼこは冷凍すると「す」が入るので、冷凍は向きません。

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