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vol.055 健康編 病気・症状 半年から1年に1回、歯科の定期健診を受けましょう!大人の虫歯
大人こそ気をつけたい虫歯

6月4日は虫歯予防デーですね。痛くなったとき、うまくかめないと感じたときに初めて歯の健康状態に気づくことが多いのですが、この機会に歯科を訪ねてみませんか。

歯を失うと噛む力が落ちて、消化の際に胃腸に負担がかかります。また、噛み合わせのバランスが悪くなり、あごの関節や筋肉が痛くなったり、頭痛が起きたりすることも。歯を失う原因には虫歯や歯周病、ケガなどがありますが、今回は大人の虫歯について取り上げます。

一般に虫歯に注意しなければならないのは歯がまだ柔らかい乳歯から永久歯に生え替わる時期。しかし、硬く丈夫になった大人の歯は虫歯になりにくく、虫歯の進行も遅い反面、痛みも感じにくくなり、虫歯の進行に気づかないことが多いのです。また、子どものころには学校検診がありますが、大人になると歯科医に見てもらう機会がぐっと減ることも影響しているかもしれません。

虫歯の原因

虫歯になりやすいかどうかは歯の質、歯並び、唾液の量や成分といった体質のほか、歯の手入れをしているかどうか、甘い物が好きかどうか、喫煙の有無など生活習慣によっても異なり、個人差が大きいのです。また、免疫系の病気などでも虫歯ができやすくなる場合があります。ですから、一人ひとりが自分に合った虫歯の予防法、治療法を知るようにしましょう。

虫歯はミュータンス菌という虫歯菌が歯の一番外側にあるエナメル質を酸で溶かした状態です。ミュータンス菌は歯や入れ歯の表面の汚れやこびりついている歯垢にいるので、ブラッシングで汚れや歯垢を取り除くことが大切です。

ブラッシングの注意

ブラッシングの基本は適度の力で歯ブラシを小刻みに動かすこと。(目安300g〜400g程度)鉛筆を握るように、あるいは先を軽く指でつまむように持つと奥が磨きやすく、細かく動かすのも楽です。強い力をかけたり、硬い歯ブラシでこすったりすると歯肉が傷つき、知覚過敏の原因にもなります。糸ようじの使いすぎも同様です。歯磨きする際は、舌用歯ブラシなどで舌の表面も軽くブラッシングすると口臭予防に役立ちます。

歯磨き粉をたくさんつけてブラッシングすると唾液が大量に出て、すぐに吐き出したくなります。また清涼感があるので、“磨けた”気持ちになってブラッシングを早く終えてしまいがち。歯磨き粉は最初からつけず、仕上げに少し使います。とくにフッ素入りなど効能のある歯磨き粉は使った後にはあまりすすぎ過ぎないようにしましょう。

歯ブラシや電動歯ブラシ(今週のキーワード参照)、歯間ブラシ、デンタルフロス、糸ようじ、歯磨き粉などの選び方と使い方は歯科で指導を受け、実際に使っているところを見てもらうと安心です。たまには市販の染め出し液や錠剤(歯垢を染め出して磨き残しをみるもの)を使い、汚れが残っていないかをチェックしましょう。

食生活も予防のひとつ

食生活も大きなポイントです。ミュータンス菌のえさになるグルカンを作り出す甘い物を控え、食事やおやつのタイミングにも注意を。歯のエナメル質からは何か食べるたびに食品の酸によってミネラルが溶け出すのですが、その後ミュータンス菌がさらに歯を溶かし、虫歯を作ります。規則正しく食べること、甘い物が食べたいときは食事の後に続けて食べることが大切です。

また、よくかむことは歯や歯肉、あごの骨、脳にいい刺激を与えると同時に、唾液によって歯の汚れが洗い流されるという効果もあります。

歯に必要なカルシウムはもちろん、バランスよく栄養を摂ることも大切です。

半年から1年に1回、歯科の定期健診を受け、虫歯や歯周病が進んでいないかチェックを受けましょう。その際には、歯石や茶渋などふだんのブラッシングでは取れない汚れをクリーニングしてもらうといいでしょう。

食材編 野菜・きのこ 豆苗 カロテンやビタミンC、ビタミンB1、B2、Eが豊富!
ご存じですか?栄養豊富な豆苗

豆苗は文字通り、エンドウの若い芽と茎です。本来は春と秋に収穫され、収量も少ないことから、昔から中国では高級食材として知られており、豆苗専用のエンドウ豆があります。ただ、現在では小売店やスーパーなどでは水耕栽培された豆苗が一般的です。

カロテンやビタミンC、ビタミンB1、B2、Eが豊富で、カルシウムやたんぱく質も含んでいます。

食感を楽しむためにも、早めに使い切りましょう

くせのない味やシャキシャキした食感は炒め物、おひたし、和え物、天ぷら、汁の実などさまざまな調理法に合います。強火でさっと加熱して、火を通しすぎないことがポイント。また、生でサラダに使うのもおすすめです。

葉がみずみずしく、濃い緑色で、ツルの先端が立っているもの、茎の切り口がきれいなものを買いましょう。傷みやすいので、冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く使いきります。

なお、豆苗の豆は芽に栄養を取られ、食味も落ちてしまい、食べるのには向きません。

根が付いた豆苗を買った場合、根の部分を浅い容器に入れ、水を薄く張っておくと、家でも収穫できます。ただし栽培前に軸の一番下の葉を残しておくのを忘れずに。豆から蒔くとしたら、サヤエンドウを一晩水に浸けてから。2月上旬〜4月中旬か、10月上旬〜11月下旬がよく、室内で育てるなら冬でも大丈夫。間引きや移植をせず、密植して育てます。

今週のキーワード
電動歯ブラシ

もともと手が不自由な人のために開発された電動歯ブラシが一般的になりました。動き方や歯ブラシのヘッドの大きさなどがまちまちなので、もしも使うなら、歯科の主治医に相談するほうがいいでしょう。強く押し当てすぎると毛束が回転しなかったり、歯肉が傷ついたりします。歯科医や売り場の説明を聞き、手の加減も見てもらいましょう。

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