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vol.053 健康編 病気・症状 筋肉が緊張すると肩こりがひどくなります。肩こり解消方法
肩こりの予防と解消法

肩こりはなりやすい人とそうでない人がいますが、なで肩の人、首が細くて長い人は肩周りの筋力が弱くなる傾向があり、肩こりに悩まされることが多いようです。

肩こりを防ぐ、あるいは少しでも軽くするには、快食快眠快便で体調を整え、疲れやストレスを残さないのが大前提です。

大切なのは肩を冷やさないこと。冬の寒さはもちろん、夏の冷房でも首や肩の血管が収縮し、筋肉が緊張すると肩こりがひどくなります。首周りの開いた服も冷える原因に。ふだんから一枚多めにはおるほか、睡眠中にも肩や首のまわりをタオルなどで覆いましょう。38〜40度のお風呂にゆっくり入ったり、シャワーでお湯と水を交互にかけるのも効果的です。市販のホットパックを使うのもいいでしょう。

目の疲れが肩こりの引き金になることもよくあります。眼鏡が合っているかどうかをチェックし、椅子や机の高さ、照明など事務作業の環境の見直しを。目を使う作業や車の運転では1時間に10分は休憩し、目の周りのツボ押し、眼球をぐるぐる回す、蒸しタオルを目に載せるなどによって目と首、肩の筋肉の緊張を取りましょう。

重い荷物を持ち続けるのはもちろん御法度。重いコートや窮屈な服や下着も避けましょう。荷物は同じ側で持たず、できればショルダーバックよりはリュックタイプのかばんを持つといいでしょう。

高すぎる枕や軟らかすぎる敷き布団も要注意。枕の高さを変えるだけでも肩こりが和らぐことがあります。バスタオルをたたんで高さを調整し、自分に合う高さを見つけるといいでしょう。

ツボの刺激も効果的

ツボ刺激(今週のキーワード参照)もトライする価値あり。ただ、肩の周囲のツボは自分では刺激しにくいので、自分で刺激できる手と足のツボをご紹介しましょう。左右両方をバランスよく刺激します。

  • 合谷(ごうこく)
    手の甲側の親指と人差し指につながる骨が交わる部分より少し手前
  • 心悸点(しんきてん)
    手の平側の薬指と小指につながる骨が交わる部分より少し手前。手相でいう感情線の上あたり
  • 隠白(いんぱく)
    足の親指のつめの下側の角
  • 至隠(しいん)
    足の小指のつめの下側の角
手のツボ 合谷(ごうこく)|手のツボ 心悸点(しんきてん)|足のツボ 隠白(いんぱく) 至隠(しいん)

肩や背中のツボを自分で刺激するなら、ゴルフボールの上に寝転んでボールをツボに位置に転がして刺激する方法があります。

体を左右にねじる、胸を開く、肩を上下したり回したりして肩甲骨を動かす、腕を振る、首を回すといった軽い体操もやってみましょう。スポーツクラブでストレッチを習ってもいいかもしれません。

ダンベルを使って首や肩の周辺の筋力トレーニングをするのもお勧めです。若い人は片側で1〜2kg、高齢者は0.5kgの重さを目安に。水平までの高さにしか上げないことを原則に、肩より上まで上げるときにはひじを曲げて行います。水泳や腕立て伏せも効果があります。

食材編 海藻類 もずく ミネラルや食物繊維が多く含まれるのに低カロリー
今が旬のもずく

もずくは春から初夏に採取される褐藻類の海藻で、糸状で細かく枝分かれしており、太さは1.5〜3.5mmほど、長さ25cm〜30cmまでに成長します。ホンダワラ類やツルモなどに巻き付いて生息しており、もずくという名前は「藻付く」あるいは「藻屑」から付いたとされています。漢字では「水雲」「海雲」「海蘊」。海中でゆらゆら動く様を示しているようです。

現在では養殖がほとんどで、主産地は沖縄。正確にいえば本州で採れる細いもずくと沖縄の太いもずくは種類が違います。産地では生で食べられていますが、ふつうは塩蔵か酢漬けにされたものが流通します。

ミネラルや食物繊維が多く含まれ、低カロリーなのがうれしいところ。褐藻類のぬめりの成分で、中でもとくにもずくに多い食物繊維フコイダンは、がんの抑制や胃潰瘍や胃がんの原因ともいわれるヘリコバクターピロリの除去に効果があるのではないかといわれています。また、アルギン酸もナトリウムの排せつやコレステロールの吸着に役立つと考えられています。

買って来てすぐに食べない場合は冷凍保存し、食べるときに自然解凍するか、容器ごと流水に当てて解凍します。

さっぱり美味しくいただきましょう

食べる前に二度、三度水を替えて手早くもみ洗いし、塩抜きします。その後、ざるに入れ、流水で振り洗いをして水気をきります。塩を抜きすぎると味が落ちるので、味見しながら塩抜きするといいでしょう。また、いったん塩抜きすると傷みやすいので、早く食べきることが大切です。

三杯酢や甘酢で食べるのが定番ですが、オクラ、山芋などぬめりのあるもの、うずら卵、針しょうが、しょうがの搾り汁とよく合います。また、みそ汁、吸い物、スープ、雑炊、麺類に入れるのも美味。その場合は最後に入れて、さっと加熱します。

今週のキーワード
ツボ刺激の方法

ツボを押すときには、「3〜4秒押して休む、を10回」が目安です。1日何度行っても大丈夫ですが、1回は5分以内に。軽く押して圧痛を感じるなら「もみ疲れ」を起こしやすいので、強く押さず、軽くもむように。親指で指圧しますが、輪ゴムで束ねたつまようじやヘアピンを使ってもかまいません。道具を使うと刺激が強くなるので、1日に1〜2回、1回5分以内に。

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